薬学部第42回卒業生(昭和56年3月卒業)で、薬学研究科 神経機能制御学分野の助教授(平成11年~平成15年)としてもご活躍いただきました森 和俊先生(京都大学理学研究科教授)が、ノーベル賞への登竜門とも言われ、米国で最も権威のある医学賞「ラスカー賞」を受賞されました(9月9日発表)。
このたびの受賞は小胞体ストレス応答の発見とその主要シグナル伝達経路の解明に関する業績が評価されたものです。先生が発見、解明された「小胞体ストレス応答」の仕組みは、がんや糖尿病、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、脂肪肝などの数々の病気に幅広く関わり、この仕組みをもとにして世界中で新薬開発に向けた研究が進められています。
詳細につきましては京大のホームページをご覧下さい。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2014_1/140909_1.htm