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赤池 昭紀教授 最終講義を開催します。(2月4日開催・終了しました)

赤池昭紀先生には、平成29年3月31日をもって退職されることになりました。先生は昭和49年に京都大学薬学部をご卒業になり、同大学大学院薬学研究科に進学され、昭和54年3月に博士後期課程修了されました。その後、日本学術振興会奨励研究員、本学医学部・助手、講師、福山大学薬学部・助教授、教授をご歴任の後、平成6年4月本学薬学部教授にご就任になり、薬理学講座・薬品作用解析学分野を担当され、教育、研究の両面に多大な功績を残してこられました。平成24年4月からは名古屋大学大学院創薬科学研究科教授と本学客員教授を兼担されています。

先生は、神経変性疾患や脳虚血障害におけるニューロン死制御に関する基礎研究をリードされながら、これらを基盤として内在性の「神経保護因子」の探索を行い、ウシ胎仔血清に由来する神経保護物質であるセロフェンド酸の発見や、ニコチン受容体を介した神経保護作用など世界の最先端の研究を展開してこられました。平成3年に「ニューロンおよびパラニューロン活動に対するムスカリン性調節のイオンチャネル機構に関する研究」により日本薬理学会学術奨励賞を受賞されました。

先生は教育研究に加えて、大学・学会運営においても大きな力を発揮されました。平成18 年より京都大学評議員、また平成23年より京都大学動物実験委員会委員長をはじめ数多くの学内委員として、薬学部・薬学研究科のみならず、京都大学の運営と発展に尽力されました。学外においては、日本薬学会副会頭、日本薬理学会理事長、年会長を歴任され、多くの専門学協会の発展に貢献されました。さらに、厚生労働省医道審議会薬剤師分科会委員長、内閣府食品安全委員会農薬専門調査会幹事などを歴任され、我が国の健康・医療の発展に寄与されています。

このたび先生のご退職にあたり、下記のように最終講義を開催しますので、多数ご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

◆ 最終講義

題 目: 「神経変性疾患の克服に向けた薬理学研究」
日 時: 平成 29年 2月 4日(土) 午後 4時 00分 ~ 5時 00分
場 所: ホテルグランヴィア京都( 5階 古今の間 )

交通のご案内

フロアーマップ(5階)