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佐治 英郎教授 最終講義を開催します。(2月10日開催・終了しました)

佐治英郎先生には、平成29年3月31日をもって停年退職されることになりました。先生は昭和49年に京都大学薬学部をご卒業後、同大学院薬学研究科に進学され、昭和51年12月に博士課程中退後、ただちに本学医学部の助手に着任されました。その後、本学薬学部助教授を経て、平成8年より教授として病態機能分析学分野を担当され、教育、研究の両面において多大な功績を残してこられました。

先生は、生体分子イメージングという新しい研究領域の創成期より、分子イメージングプローブの開発と応用に関する研究を中心に先駆的研究を展開され、この研究領域を牽引され、その発展に貢献してこられました。この研究業績に対し、昭和63年に日本核医学会奨励賞、平成6年に日本核医学会長賞、さらに、この領域で最も権威のある米国核医学会機関紙Journal of Nuclear Medicine のMost Significant Manuscript of 1993 – Award、平成21年に分子イメージング賞を受賞されました。

先生は教育研究に加えて、大学・学会運営においても大きな力を発揮されました。平成18年より京都大学放射性同位元素総合センター長、平成20年より薬学研究科副研究科長、京都大学環境安全保健機構長、京都大学副理事、平成22年より薬学研究科長・薬学部長、平成28年より京都大学学術研究支援室長として、薬学部・薬学研究科のみならず、京都大学の運営と発展に尽力されました。また、学外においては、日本薬学会物理系薬学部会長、日本核医学会理事、日本微量元素学会副理事長、日本分子イメージング学会理事・監事、日本アイソトープ協会理事として、多くの専門学協会の発展に貢献されました。さらに、日本学術会議連携会員、医薬品医療機器総合機構科学委員会委員として、日本の科学技術、医療の発展に寄与されました。

このたび先生のご退職にあたり、下記のように最終講義を開催致しますので、多数ご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

◆ 最終講義

題 目: 「生体分子イメージング研究」
日 時: 平成 29年 2月 10日(金) 午後 3時 00分 ~ 4時 30分
場 所: 京都大学薬学部記念講堂

auditorium