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岡村 均教授 最終講義を開催します。(3月9日開催・終了しました)

岡村均先生には、平成30年3月31日をもって退職されることになりました。先生は昭和54年に京都府立医科大学をご卒業後、国立岡山病院小児医療センター研修医を経て、昭和56年京都府立医科大学(解剖学II)助手、昭和62年同講師、フランスINSERM, CNRS留学を経て、平成2年同助教授を歴任後、平成7年に神戸大学医学部教授にご就任になりました。その後、平成19 年に京都大学大学院薬学研究科に創設された、医薬創成情報科学専攻の教授として、システムバイオロジー分野を担当され、薬学研究科の研究、教育の両面に多大な功績を残してこられました。

先生は、哺乳動物生体リズムの分子機構に関する研究に、時計遺伝子発見の創成期よりかかわり、その発展に多大な貢献を果たしてこられました。その成果は、平成11年塚原仲晃記念賞、平成13年井上学術賞、平成15年日本医師会医学賞、平成16年井植文化賞、平成19年紫綬褒章、平成21年Aschoff-Ruler Prize、平成27年東レ科学技術賞を受賞されるなど、国内外において高く評価されているところであります。学内では教育研究に加え、平成29年に薬学研究科医薬創成情報科学専攻長として医薬創成情報科学専攻10周年記念事業を成功裏に導かれました。学外では日本時間生物学会理事や日本学術振興会専門委員を務められ、さらに、科学研究費特定領域研究領域代表、科学研究振興調整費目標達成型脳科学研究統括研究者として、本邦の科学研究の発展に貢献されてこられました。

このたび先生のご退職にあたり、下記のように最終講義を開催致しますので、多数ご参加下さいますようお願い申し上げます。

◆ 最終講義

題 目: 「生体リズムの分子機構に関する研究」
日 時: 平成 30年 3月 9日(金) 午後 3時 00分 ~ 4時 30分
場 所: 京都大学薬学部藤多記念ホール