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「第6回まりこうじ漢方サロン」を開催いたしました。(1月27日)

薬学研究科では、平成31年1月27日(日)に京都府薬剤師会、および株式会社ツムラの共催の下、医師、薬剤師はじめ医薬関係業務従事者や医学・薬学を学ぶ学生各位を対象に特別講演・実習会「第6回まりこうじ漢方サロン」を開催いたしました。
会においては、薬学研究科・牛田 俊夫 事務長による主催者挨拶の後、足立 秀樹 東京慈恵会医科大学・客員診療医長(あだち医院院長)による特別講演「カゼの漢方治療」、伊藤 美千穂 京都大学大学院薬学研究科准教授による特別実習「生薬解説と漢方処方試飲などのエクササイズ」、さらに谷川 聖明 京都大学医学部附属病院特任病院准教授(谷川醫院院長)による特別講演「フレイルに対する漢方治療 ~ウェルエイジングを目指して~」が行われ、足立先生からはカゼの治療をテーマに、古典である『傷寒論』の記述と実際の臨床例とを照らし合わせた実証的な講義が、また谷川先生からは中高齢者の疲労・虚弱(フレイル)をテーマに、漢方医学からのアプローチと西洋医学的アプローチとを融合させた治療の実践的な講義がそれぞれ行われ、その間の実習では、伊藤先生による主だった生薬の解説、また講義に関連した漢方処方煎じの試飲等を含む体験型の講義が行われました。
京都府薬剤師会所属者、本学教職員、学生など計104名の参加者は、主に医療関係者を対象とした本格的な内容の講義・実習に熱心に聴き入り、かつ各講師と盛んな質疑を交わして、会は盛会のうちに幕を閉じました。

足立客員診療医長による特別講演の様子 谷川特任病院准教授による特別講演の様子
伊藤准教授による特別実習の様子 聴衆の様子(質疑応答)