薬学共用試験

薬学共用試験は、全国の薬科大学・薬学部が共通で利用する評価試験です。薬学科では、実践能力を持つ薬剤師の養成を目的に、5年次に病院・薬局において参加型の実務実習を行います。実務実習における患者さんの安全や権利等を確保するために、薬学生が実務実習を行うに必要かつ十分な基礎的知識や技能・態度を備えているかどうかを評価し、保証するのが共用試験です。共用試験には「知識および問題解決能力を評価する客観的試験(CBT)」と「技能・態度を評価する客観的臨床能力試験(OSCE)」があり、両方の試験に合格した場合に、実務実習を行うことが出来ます。

知識および問題解決能力を評価する客観的試験(CBT)

写真

CBTトライアルの様子

CBT(Computer-Based Testing)は、コンピューターを用いた試験です。約300問の多肢選択問題が学生ごとにランダムに出題されます。薬学生として最低限必要な専門知識および実務実習に出る前に最低限必要な知識が対象です。

技能・態度を評価する客観的臨床能力試験(OSCE)

OSCE(Objective Structured Clinical Examination)は、薬学生の基本的な臨床技能および態度を客観的に評価するために開発された試験です。いくつかの小部屋が準備され、受験生はそれらの小部屋を順に回って課題表に示された項目を定められた時間内に実施します。OSCEでは、教員に加え病院・薬局の薬剤師も評価者として参加し、調剤などの実技やコミュニケーション能力を評価します。

写真:OSCEトライアルの様子1

写真:OSCEトライアルの様子2

薬学共用試験結果

 

  平成26年度 平成27年度 平成28年度
  実施日程 受験者数(名) 合格者数(名) 実施日程 受検者数(名) 合格者数(名) 実施日程 受験者数(名) 合格者数(名)
CBT

本試験

平成27年1月6日

 

33
33

本試験

平成28年1月5日

 

30 30 本試験

平成29年1月6日

32 32
OSCE 本試験

平成27年1月10日

33
33

本試験 平成28年1月9日

追再試験平成28年2月20日

 

30 30 本試験

平成29年1月8日

32 32
共用試験   33 33   30 30   32 32

 

合格基準

CBT:正答率60%以上

OSCE:細目評価70%以上 概略評価5以上