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融合研究コース

概要

 大学院生の自主的な研究提案に対して専攻の異なる複数の教員が共同で横断的研究教育体制を確立し,研究の推進を支援するための研究プロジェクト

平成18年度融合研究コース

応募のあった27件について,選考委員会は次の17件の研究提案を採択した。

  1. 薬品有機製造学 富田健嗣 ケミカルバイオロジー(藤井信孝,辻本豪三)
    ペプチドを基盤とした新規癌転移抑制剤の開発研究
  2. 薬品合成化学 HAO XINYU ファーマコゲノミクス(富岡清,赤池昭紀)
    Boc-L-Valine連結型キラルアミドモノホスファン−ロジウム(I)触媒を用いたアリールボロキシンのN-ホスフィノイルイミンへの不斉付加反応
  3. 薬品分子化学 山岡庸介 ケミカルバイオロジー(竹本佳司,金子周司)
    有機触媒を用いた不斉Petasis反応の研究と生理活性物質探索への応用
  4. 薬品機能解析学 池田恵介 ゲノム創薬(松崎勝巳,半田哲郎)
    アミロイドβタンパク質と脂質膜との結合における分子間相互作用解析
  5. 薬品機能解析学 井村雄一 ケミカルバイオロジー(松崎勝巳,高倉喜信)
    抗菌性ペプチドと細胞の相互作用に関する研究と細胞内分子導入ベクターへの応用
  6. 構造生物薬学 佐藤友美 ケミカルバイオロジー(加藤博章,中山和久)
    ヒトP糖タンパク質の結晶化を目指した研究
  7. ゲノム創薬科学 原貴史 ゲノム創薬(辻本豪三,奥野恭史)
    in silicoリガンド予測プログラムによるGPCR新規リガンドの探索とその評価
  8. 生体分子認識学 張 ビョウ ゲノム創薬(竹島浩,辻本豪三)
    小胞体新規カルシウム結合膜タンパクCaluminに関する研究
  9. 生体機能解析学 鈴木祐一 ケミカルバイオロジー(金子周司,本多義昭)
    セロトニン神経含有中脳冠状切片培養系を用いた違法ドラッグによるセロトニン神経毒性の分子機序に関する研究
  10. 生体機能解析学 伊藤悦子 ファーマコゲノミクス(金子周司,矢野義孝)
    副作用情報のテキストマイニングを目標とした薬理学作用点データベースの開発
  11. 遺伝子薬学 山内肇 ゲノム創薬(伊藤信行,栃倉匡文)
    Fgf21の造血因子としての役割とその作用メカニズムの解明
  12. 遺伝子薬学 中山喜明 ゲノム創薬(伊藤信行,渡部好彦)
    FGF19の脳及び眼神経細胞における機能解析
  13. 生体情報制御学 石崎玲 ケミカルバイオロジー(中山和久,加藤博章)
    細胞内小胞輸送における低分子量G蛋白質ARFのGDP/GTP交換因子の役割
  14. 薬品動態制御学 梅山夕香里 ケミカルバイオロジー(橋田充,佐治英郎)
    免疫活性化CpG DNAの細胞選択的ターゲティングに基づく新規癌免疫療法の開発
  15. 薬品作用解析学 泉安彦 ケミカルバイオロジー(赤池昭紀,金子周司)
    パーキンソン病治療薬プラミペキソールの神経保護作用機序の解明
  16. 病態機能解析学 石野誠悟 ケミカルバイオロジー(佐治英郎,橋田充)
    分子イメージング法を用いた動脈硬化プラークの質的診断用放射性薬剤の開発
  17. 病態情報薬学 吉田寛幸 ファーマコゲノミクス(高倉喜信,辻本豪三)
    DNAによる免疫応答誘導機構の解明

平成17年度融合研究コース研究発表会

■ ケミカルバイオロジー


『 脳内出血治療薬開発を目指したトロンビン誘発遅延性神経細胞死原因タンパクの探索 』
薬品作用解析学分野  藤本 真二

『 光による機能分子イメージングのためのプローブの開発研究 』
病態機能分析学分野  相田 一樹

『 抗菌性ペプチドの作用標的の制御と細胞内分子導入ベクターへの応用 』
薬品機能解析学分野  井村 雄一

『 アストロサイト形態を指標としたセリンプロテアーゼ受容体リガンド探索法の最適化 』
生体機能解析学分野  中尾 賢治

『 ペルオキシソーム膜タンパク質輸送に関するPex3p,Pex19p,PMPの結合様式の解析 』
構造生物薬学分野  佐藤 康彦

『 タンデム型Mannich-oxidation反応を利用したTaxol誘導体合成 』
薬品合成化学分野  畑  誠司

『 (-)-Kopsijasmineの効率的不斉全合成 』
薬品合成化学分野  坂井 健男

■ ゲノム創薬


『 プロテアソーム阻害物質の合成と評価 』
薬品分子化学分野  小林 裕輔

『 新規分泌性因子Neudesinの神経栄養・分化因子としての役割の解明 』
遺伝子薬学分野  木村 郁夫

『 α7ニコチン受容体に対する植物アルカロイドの薬理作用の探索的研究 』
生体機能解析学分野  山内 陽介

『 脂肪酸受容体GPR120のゲノム薬理学的解析 』
ゲノム創薬科学分野  矢野 武明

『 タンパク質の機能発現を制御するペプチド性リガンドの高活性非ペプチド化によるゲノム創薬研究 』
薬品有機製造学分野  鳴海 哲夫

『 ヒアルロン酸ーCD44シグナルによるマスト細胞の成熟抑制機構の解明 』
生体情報制御学分野  高野 裕嗣

■ ファーマコゲノミクス


『 機能性ペプチドの利用による新規癌免疫療法の開発 』
病態情報薬学分野  竹本 誠二

『 骨転移巣へのタンパク質ターゲティングシステムの開発による骨転移抑制 』
薬品動態制御学分野  兵頭 健治

『 一酸化窒素デリバリーによる活性酸素障害の抑制 』
薬品動態制御学分野  勝見 英正

『 細胞内MBPによる糖タンパク質の翻訳後修飾・輸送に関する研究 』
生体分子認識学分野  野中 元裕

 

 
 
 
 
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