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since 19 November, 2004
京都大学大学院薬学研究科
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町 46-29
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  SBDD:HIV Protease inhibitor



教授からのメッセージ

 ポストゲノム創薬においては、薬物受容体の3次元構造に基づく論理的な薬物設計(Structure-Based Drug Design;SBDD)は、非常に重要度の高い創薬手法である。 なかでもコンピュータ上で医薬品の種となる化合物を探索する in silico スクリーニングは、医薬品の開発競争が激化している創薬現場では現在最も期待されている技術の一つである。 私たちのアプローチの特徴は、蛋白質などの巨大分子の電子状態計算が可能な最新の量子化学計算法により、蛋白質と医薬品分子の相互作用を高精度で計算することにある。 このような大規模電子状態計算に基礎を置きつつ、蛋白質と低分子の結合親和力を高い精度で予測できる実用的な計算方法の開発を目指している。


研究室の沿革

平成15年8月に藤沢薬品工業(株)の寄附講座として設立される(期間は5年)


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