バイオサイエンス統計基礎

  1. 授業内容
    • 生物統計基礎 (1)
      内容:代表値 平均、分散値、歪度、尖度、統計分布、確率変数の四則演算、薬物動態解析とモーメント
    • 生物統計基礎 (2)
      内容:正規分布の性質、一様乱数と正規乱数、正規分布検定、生物統計での最新用語、アルコールの動態と人種、生物統計の最新書籍 ( 基礎、応用、バイオインフォーマティクス )
      プログラム:一様乱数、正規乱数発生
    • 生物統計基礎 (3)
      内容:正規分布による区間推定と検定、乱数の四則演算とその平均値と分散値、体循環系と再循環伝達関数 ( ラプラス変換 )DNA マイクロアレイ (DNA チップ ) 、最尤法 (Maximum Likelihood Estimation) 、ブートストラップ (Bootstrap) 法による中央値の分散の推定、バイオ関係のデータベース
      プログラム:乱数 (X , Y) の四則演算の平均値と分散、ブートストラップ
    • 生物統計基礎 (4)
      内容:相関係数と正規分布および t 検定、不良標本の廃棄法、依存性の検定、アニマルスケールアップとアロメトリー (Allometory) 、平均値の検定
      プログラム:スチューデントの t 値の計算
    • 生物統計基礎 (5)
      内容:直線回帰 ( 最小 2 乗法 ) 、固有クリアランスの概念、最小 2 乗法と最尤法、臓器局所動態と統計分布
      プログラム:標準偏差と標準誤差
    • 生物統計基礎 (6)
      内容:多変数最小 2 乗法 ( 重回帰 ) 、非線型最小 2 乗法の概念
      プログラム:重回帰解析プログラム (FORTRAN および C)
    • 生物統計基礎 (7)
      内容:ラプラス変換とモーメントおよび薬物動態解析
      プログラム: ExcelVisual Basic による重回帰プログラム
    • 生物統計基礎 (8)
      内容:一元配置分散分析、 2 元配置分散分析 ( 乱カイ法 )F 分布、正規確率紙の使用法
    • 生物統計基礎 (9)
      内容: Excel での数学関数および統計関数
      プログラム:一元配置および 2 元配置解析プログラム、いろいろな乱数発生プログラム
    • 生物統計基礎 (10)
      内容:情報量統計学、χ 2 検定、標本分散と母分散の検定、期待値の検定、分布の型、相関に関する検定、一様性に関する検定、最尤法と赤池の情報量基準 (AIC)
    • 生物統計基礎 (11)
      内容:パラメトリックおよびノンパラメトリック検定、 Wilcoxon 検定、 Mann-Whitney 検定、 Kruskal-Wallis 検定、 Friedman 検定、 Excel での行列演算、 Excel での複素数
    • 生物統計基礎 (12)
      内容:バイオインフォーマティクスの概観、ゲノム配列決定法、アノテーション ( 注釈 ) 法およびその解析プログラムの紹介
      プログラム: ExcelVisual Basic による Plot プログラム
    • 生物統計基礎 (13)
      内容:遺伝統計学、 LOD スコアー、 TDT 、パラメトリック、ノンパラメトリック連鎖解析、 Excel での文字列関数

  2. プログラムの説明
    • Random :確率変数の四則演算とその分散値の推定、乱数によるものと近似式のよる方法
    • BootStrapEfron のブートストラップ法による中央値の分散評価
    • ro :相関係数の計算
    • AXB :直線最小 2 乗法
    • ANOVA1 :一元配置分散分析
    • ANOVA2 :二元配置分散分析
    • Linear.XLSExcel による重回帰分析
    • Linear.FORFORTRAN による重回帰分析
    • Linear.CC による重回帰分析
    • Linear.BASBASIC による重回帰分析
    • PlotXY の色々な変数変換による最小 2 乗法


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