概 要

研究

初年度である平成21年度は、
1)癌治療などに焦点を当てた医薬品シーズの適合化研究
2)マウスやサル等の癌疾患モデルの作成とこれらを用いた抗癌剤候補化合物のin vivo評価
3)分子イメージング法などを利用した医薬品開発候補品の薬物動態解析と得られた結果に基づく特異的薬物送達システムの設計と開発
4)DDS技術とマイクロ体内ロボット、ナノマシンシステムなどの融合による薬物送達システムの構築
などの課題に対して、予備的な検討を開始し、今後の研究展開の基礎作りを進める予定です。 。

教育

薬工連携を基盤とした人材育成を目標として、薬工融合研究を担う研究者や薬事エキスパートの育成に向けた 共通教育カリキュラムの構築などに取り組む予定です。 医薬品や医療機器の開発においては、 特許出願や産業界への技術移転などが重要なプロセスとなることから多岐に及ぶ業務を理解しコーディネートできる人材の育成を目指します。 本研究拠点の独創的な機能として、企業の研究・開発経験者が参画した産・学連携体制を構築し、 医薬品・医療機器の開発の経験をシニアから若手創薬研究者に伝える”知と匠”を伝承します。

design テンプレート