イメージ画像 京都大学 京都大学薬学部

18年度の取り組み内容

18 年度の目的は、 6 年一環の医療薬学統合教育プログラムの第一段階を達成するために、まずコ ンピュータを用いた演習を主体とした教育の実施によりデータベースとインターネットを扱う ための IT 技能と情報倫理教育を実施しました。また、インテグレーション教育として薬学を取 り囲む種々の分野での学問を学ぶことにより、医療経済、医療行政、社会薬理学等についても 幅広い知識と能力を習得することを目的とし、海外勤務経験のある薬剤師による海外での薬剤 師の活躍に関する講義、医療過誤を専門とする弁護士による医療訴訟や医療人としての倫理に 関する講義、医学教育に携わる大学教員による医療人に必要なコミュニケーションに関する講 義、を実施しました。さらに、臨床薬学英語に関する講義として、臨床薬学用語の解説、服薬 指導教育、海外医薬品情報を入手するための IT 教育を実施しました。 一方、自立的学習態度、コミュニケーション能力、リサーチマインド、問題解決能力の育成を 目的としてグリッドチュートリアル教育を実施し、遺伝子治療、パーソナライズド薬物療法、 バイオイメージングと医療、移植医療、再生医療、をテーマとして取り上げ、先端医療に関す る導入教育を実施しました。

京都大学大学院薬学研究科・薬学部
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46-29
TEL(075)753-4510 FAX(075)753-4502