京都大学大学院薬学研究科 シグナル薬理学分野
井上研究室Inoue Lab
GPCRのシグナル伝達を分子レベルで理解し、自在に操り、次世代のGPCR作用薬を生み出す
私達の研究室では、シグナル分子の新規活性化検出法の開発や、シグナル分子の欠損細胞の樹立を通じて、GPCRの複雑な細胞内シグナル伝達機構を詳細に理解することを目指しています。
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Research
研究内容
研究分野
- 01
Gタンパク質共役型受容体(GPCR)
主要な創薬標的であるGPCRとその下流分子の機能を細胞レベル・個体レベルの両方で明らかにする研究を行っています。
- 02
創薬研究
新たな創薬ターゲットの同定や、より優れた治療薬の創出を目指した研究を推進しています。
- 03
シグナル伝達
培養細胞を用いたGPCRとその下流シグナルの活性化検出を得意としています。
研究手法
- 01
遺伝学的手法
モデル動物や培養細胞のゲノム編集などの遺伝学的手法を用いて多面的に研究課題にアプローチしています。
- 02
生化学・薬理学
生化学、薬理学、構造生物学、細胞生物学的手法を組み合わせた総合的な研究を行っています。
- 03
細胞生物学
培養細胞を用いた詳細な解析により、分子レベルでの機能解明を進めています。
主な研究テーマ
-
TGFα切断を指標としたGPCRシグナル活性化検出法の開発
この実験系はTGFα切断アッセイと呼ばれ、国内外多数の研究室でGPCRの活性化検出法として利用されています。
-
GPCR-Gタンパク質共役データベースの構築と応用
リガンド既知の148種のGPCRと、G12を含む4種の三量体Gタンパク質の共役を網羅的に評価しました。
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G12共役型デザイナーGPCRを用いたG12シグナルの機能解析
世界で初めてG12共役型DREADDを創出し、個体レベルでのG12の機能解析を進めています。
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GPCR-エフェクター間相互作用の細胞内1分子イメージング
生きた細胞においてGPCR-エフェクター分子の動きや会合状態、結合・解離を1分子レベルで計測しています。
About
研究室の特徴
京都の地から研究成果を世界へと発信し、世界規模で活躍できる研究者を育成していきます。当研究室では、学生一人ひとりが主体的に研究に取り組める環境を整え、国際的な視野を持った研究者の育成を目指しています。
実験スペースには様々な器具がそろっており、基本的な実験から高度な解析まで幅広く対応できる設備を備えています。また、動物実験室ではマウスやラットを用いた薬理実験を行っており、「解剖〜切片作成〜組織染色〜観察」まで一連の操作を行うことができます。
掲載記事(PDF)
「京都薬報」2026年4月号 大学研究室紹介
Access
アクセス
京都大学 大学院薬学研究科 薬学総合研究棟(建物番号67)C202〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46-29
電話番号 075-753-4587