当研究室は昭和14年(1939年)に薬品製造学教室として、薬品分析学教室(現薬品機能解析分野)と共に、京都帝国大学医学部薬学科の最初の講座として設置されました。
初代・高橋酉蔵教授(複素環化学)、二代・上尾庄次郎教授(植物塩基化学:学士院賞受賞)、三代・矢島治明教授(ペプチド化学:学士院賞受賞)、四代・藤井信孝教授(ペプチド、医薬品化学)のもとで発展を続け、2014年12月には、現在の大野浩章教授が第五代教授として着任しました。
2022年4月からは、創発医薬科学専攻「創薬有機化学分野」として新たなスタートを切りました。
上尾教授と矢島教授の日本学士院賞に加え、現在の教室員や教室出身者も、下記に挙げる数々の賞を受賞しております。

藤井 信孝
日本薬学会奨励賞 (1982年)
日本ペプチド学会賞 (2013年)
日本薬学会賞 (2016年)
京都大学名誉教授
赤路 健一
日本薬学会奨励賞 (1996年)
日本ペプチド学会賞 (2017年)
京都薬科大学学長
野水 基義
日本薬学会奨励賞 (1998年
日本ペプチド学会賞 (2019年)
東京薬科大学元教授
二木 史朗
日本ペプチド学会奨励賞 (1997年)
日本薬学会奨励賞 (1998年)
日本薬学会賞 (2020年)
京都大学特任教授
林 良雄
日本薬学会学術振興賞 (2009年)
日本薬学会賞 (2024年)
東京薬科大学教授
大高 章
日本ペプチド学会奨励賞 (1996年)
日本薬学会奨励賞 (1999年)
日本薬学会賞 (2022年)
日本ペプチド学会賞 (2023年)
徳島大学教授
玉村 啓和
日本ペプチド学会奨励賞 (1998年)
日本薬学会奨励賞 (2001年)
東京科学大学教授
小出 隆規
日本ペプチド学会奨励賞 (2002年)
早稲田大学教授
今野 博行
日本ペプチド学会奨励賞 (2009年)
山形大学教授
大野 浩章
日本薬学会近畿支部奨励賞 (2000年)
日本薬学会奨励賞 (2005年)
有機合成化学協会明治製菓研究企画賞 (2005年)
有機合成化学協会関西支部賞 (2006年)
Banyu Chemist Award (2013年)
Thieme Chemistry Journals Award (2014年)
現教授
大石 真也
日本薬学会近畿支部奨励賞 (2003年)
日本薬学会奨励賞 (2009年)
有機合成化学協会帝人ファーマ研究企画賞(2011年)
京都薬科大学教授
片桐 文彦
日本ペプチド学会奨励賞 (2015年)
東京薬科大学講師
鳴海 哲夫
日本薬学会近畿支部奨励賞 (2007年)
日本ペプチド学会奨励賞 (2017年)
静岡大学教授
井貫 晋輔
天然物化学談話会奨励賞(2018年)
日本薬学会奨励賞(2019年)
徳島大学教授
松岡 純平
日本薬学会関西支部奨励賞(2020年)
近畿大学助教