概要

統合薬学フロンティア教育センターは、平成18年度概算要求に基づき、5年間の予算措置を受けて、平成18年4月に新設された京都大学大学院薬学研究科の附属施設です。高度化しつづける創薬や医療に即応できる先端的な薬学教育・研究体制を形成するための“創”と“療”の統合的薬学拠点として新設され、統合薬学教育開発分野、臨床薬学教育開拓分野、先端薬学教育開拓分野の3専任分野が設置されました。また、同年、文部科学省「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム(医療人GP)」で採択されたプロジェクトのもと専任教員2名と連携し、学内兼担分野、寄附講座、臨床部門(京都大学医学部附属病院薬剤部)や京都大学他学部、また連携教授との協力体制のもと、統合型薬学教育システム(薬学フロンティア教育プログラム)の開発と推進を通じて高度な能力を有する薬学人を養成し、創薬と医療における社会貢献を目指して活動してまいりました。

統合薬学教育開発分野では、統合型教育支援薬学情報ナビゲーションシステムとそれを利用した教育ネットワークの構築を、臨床薬学教育開拓分野では、ゲノムから疾患、さらにはテーラーメイド医療に至るインテグレート薬学教育の実践を、さらに先端薬学教育開拓分野では、ゲノム・生体・治療・インフォマティクスを中核とする先端薬学サイエンスの融合を目指しました。さらには、統合薬学フロンティア教育センターでは、上述の協力体制のもと、6年制教育プログラムの構築に携わり、薬学共用試験OSCEの準備体制を整え、平成21年度、最初のOSCEを実施しました。

 

センターの概要

 

 
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