統合型教育支援薬学情報 ナビゲーションシステム

統合型教育支援薬学情報ナビゲーションシステムの概要

統合薬学フロンティア教育センターでは、新概念に基づくe-ラーニングを実践する統合型教育支援薬学ナビゲーションシステムを基盤に、学術から専門職能にわたる薬学の全学問領域を体系的に統合した薬学フロンティア教育プログラムを開発し、新薬学教育制度の下で革新的医薬品開発、高度先進医療を担う薬学人の育成に供するとともに、薬学教育ネットワークによる展開を目指してきました。

我々が開発した統合型教育支援薬学情報ナビゲーションシステムでは、医薬品添付文書データや医薬品副作用データ等の薬学・医学分野に関するコンテンツと授業で用いる講義アーカイブや課題レポート等の教材コンテンツを統合的に検索・閲覧が可能であり、学習者が能動的に問題解決型の学習を行うことが可能となっています。また、教材コンテンツや利用者情報を登録・更新するための管理用機能を装備しており、新しいコンテンツを順次追加・更新が可能となっています。
 

統合型教育支援薬学情報ナビゲーションシステムの機能

統合型教育支援薬学情報ナビゲーションシステムは、主な利用者である学生が能動的に学習を進められるシステムを実現するため何段階かのプロトタイプ開発を経て、利用者の意見を取り入れながら学習や研究で役に立つ様々な機能を実現しています。

本システムは、大きくは、教育用と研究用のデータベースやコンテンツを集積した「薬学情報統合データベース」と学生・教員の教育実践インターフェイスである「E-ラーニングシステム(WebCT)」の2つのシステムからなっています。これらを連携・融合させることにより、国内外の最新の医薬品情報、医療情報と講義で用いた教育用アーカイブを、学生、教員、研究者、医療従事者へ提供する独自の教育システムとなっています。

また、「薬学情報統合データベース」中に組み込まれる形で、副作用データベースAERS(Adverse Event Reporting System)、GPCR-リガンド相互作用データベースGLIDA、ゲノムネットワークデータベースGEM-TREND等の関連データベースも参照可能となっています。

 

 
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