2023年4月1日より統合薬学教育開発センター・実践臨床薬学分野の講師に着任しました喜多知子と申します。本薬学研究科・医療薬剤分野にて修士課程を修了した後、神戸大学医学部附属病院・薬剤部に薬剤師として11年間勤務しながら論文博士を取得しました。その後、主にポスドク研究員として、理化学研究所CDB、本学・医学研究科(耳鼻咽喉科・頭頸部外科、呼吸器内科)およびCiRAに在職し、姫路獨協大学・薬学部や本学・病院薬剤部での勤務も経験させていただきました。挑戦と希望と葛藤の中で、周りの方々との出会いと家族の理解のもと、自身のライフスタイルに合わせた研究人生を歩んできました。 この度、こちらの京都大学大学院薬学研究科で、実務指導を兼ねた教育研究活動の機会を頂き、今月より現職に着任しました。専門は薬物動態学に基づく臨床薬学研究です。分野・学部・経歴・年代を超えた講義や実習、研究活動を通して、高い専門性に加え多様性・柔軟性のある人材を輩出できれば幸甚です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。 主な業績 Matsunaga M, Yamamoto R, Kita T, Ohnishi H, Yamamoto N, Okano T, Omori K, Nakagawa T. Stepwise fate conversion of supporting cells to sensory hair cells in the chick auditory epithelium. iScience 2023 Jan 24;26:106046. doi: 10.1016/j.isci.2023.106046. Honda A, Kita T (co-first), Seshadri SV, Misaki K, Ahmed Z, Ladbury JE, Richardson GP, Yonemura S, Ladher RK. FGFR1-mediated protocadherin-15 loading mediates cargo specificity during intraflagellar transport in inner ear hair-cell kinocilia. Proc Natl Acad Sci U S A. 2018 Aug 14;115:8388-8393. doi:10.1073/pnas.1719861115. Tanigawara Y, Aoyama N, Kita T, Shirakawa K, Komada F, Kasuga M, Okumura K. CYP2C19 genotype-related efficacy of omeprazole for the treatment of infection caused by […]
この度、京都大学薬学研究科の、加藤研究室に助教として就任することになりました、山口智子と申します。2017年から2022年にかけて大阪大学大学院生命機能研究科の難波啓一教授のもとでクライオ電子顕微鏡(cryoEM)よるタンパク質の立体構造解析手法を学び、バクテリアべん毛モーターのべん毛繊維と軸-軸受構造の研究を行いました。博士号を取得したのち、2022年から2023年にかけて東京工業大学地球生命研究所(ELSI)の藤島皓介先生の研究室にポスドクとして就任しつつ、チェコ共和国プラハのKlara Hlouchova先生の元に留学し、リボソームが元始の地球環境下でどのように進化したのかをribozymeの活性に焦点を当てて研究を行いました。今年度からは日本に帰国し、慣れ親しんだ関西にて新たに研究をスタートさせていただきます。 生命とモノの境界はどこなのか、生命現象を可能とするメカニズムとは何なのか、この問が私の研究の原動力であり、この問いを解明する一端を担いたいと考えています。専門は構造生物学ですが、ポスドク時代に生命起源研究や合成生物学の研究に従事した経験もあり、幅広い分野への興味と経験を本学における研究に還元したいと考えております。学生の皆さんや他分野の研究者と教え合い学び合い、切磋琢磨しながら刺激的な研究が出来ることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いします。
詳細はこちらをご確認ください。
2023年1月4日よりシステムバイオロジー分野の准教授に着任しました長谷川恵美と申します。2015年に金沢大学大学院医薬保健学総合研究科の櫻井武教授の下で医学博士を取得後、同研究室にて博士研究員を経て助教としてこれまで勤めてきました。この度、京都大学大学院薬学研究科での教育研究活動の機会を頂き、今月より現職に着任しました。 専門は生理学と神経科学であり、マウスを用いた睡眠研究に従事しています。睡眠への人々の関心は年々高くなっているにもかかわらず、睡眠の機能や制御メカニズム、睡眠の生理的意義について未解明な部分が多く残されています。これまでの経験を活かし、これらの課題の解決に取り組むとともに、システムバイオロジー分野が目指す生体リズム・睡眠を基盤とした創薬科学研究の推進に貢献したいと考えています。また、講義や実習、研究活動を通して、学術領域で活躍しようとする女性研究者の姿をみることで、学生らに女性研究者としての道を選んだ際のイメージを与え、選択肢の一つとして研究者を選ぶ女子学生の増加に繋げていきたいと思っております。最後になりますが、皆様と新たなイノベーションを創出できることを楽しみにしております。 主な業績 Hasegawa, A. Miyasaka, K. Sakurai, Y. Cherasse, Y. Li, T. Sakurai: Rapid eye movement sleep is initiated by basolateral amygdala dopamine signaling in mice. Science,375, 994-1000 (2022) Hasegawa, T. Maejima, T. Yoshida, A. O. Masseck, S. Herlitze, M. Yoshioka, T. Sakurai, M. Mieda: Serotonin neurons in the dorsal raphe mediate the anticataplectic action of orexin neurons by reducing amygdala activity. Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 114, E3526-E3535 (2017) Hasegawa, M. Yanagisawa, T. Sakurai, M. Mieda: Orexin neurons suppress narcolepsy via 2 distinct efferent pathways. J Clin Invest, 124, 604-16 (2014)
詳細については下記URLをご確認ください。 博士後期課程編入学
詳細については下記URLをご確認ください。 修士課程
詳細については下記URLをご確認ください。 修士課程外国人留学生特別選考
詳細については下記URLをご確認ください。 博士後期課程編入学
詳細については下記URLをご確認ください。 博士課程(4年制)
詳細については下記URLをご確認ください。 博士後期課程編入学