山岡清・由美子 若手研究者奨学金 報告書
(SKOシンポジウム(2024年11月18日~2024年11月20日)
薬品機能解析学分野
一貫制博士課程3年
星 遥華
実際の活動内容
ソウル大学校にて開催されるSKOシンポジウムに参加し、自身の研究内容を口頭発表した。
京都大学・大阪大学・ソウル大学校の三校で、同じ薬学の分野で研究に取り組む学生と交流した。
他の参加者の研究発表を聴き、質問したり情報交換を行なった。
得られた成果
自身の研究である、GPCR機能研究用の可溶化剤の特性について、まとめて発表した。
私は、GPCR機能研究用の可溶化剤について研究している。発表の質疑として、今回発表したGPCR用の可溶 化剤の他の活用方法など研究の今後の展望について尋ねられた。他の膜タンパク質や機能研究の様々な手法に 応用していきたい旨を述べた。
今回のSKOシンポジウムでは、生化学系や有機化学系の分野の参加者が多く、普段あまり聞くことのない内容 が多く大変興味深かった。その中で、クライオ電子顕微鏡のサンプルグリッドの基板表面の修飾についての発表 があった。私自身は可溶化剤開発をしているが、将来この可溶化剤をクライオ電子顕微鏡でのサンプル調製に使 用してみたいと考え、そのサンプルの目的物の環境などを調査したことがあったため、その発表は大変参考にな った。その発表者とは分野が違い、他の分野毎に分かれている学会では出会うことがなかったかもしれないた め、非常に貴重な機会になったと思う。
また、阪大・ソウル大の学生との交流も思い出に残る経験になったと思う。私にとっては初めての国際学会参加 だったため、他の国で研究活動をしている学生と実際に出会うことは今までなかった。今回の学会で議論し、歓 迎会などで気さくに話してくれた阪大・ソウル大の人々には、他の環境でも同じように研究に取り組む人たちが いるということに非常に励まされた。特にソウル大の人たちは、母国語が違うという壁がありながら、英語で たくさん会話をしてくれて、もてなしの心に感動した。これからの研究活動にもより邁進できる気がしたし、今 後の学会での国際交流のハードルも随分下がったと感じている。