創発医薬科学専攻Q&A

創発医薬科学専攻 Q&A

創発医薬科学専攻

QE (qualifying examination)は、学位取得まで学生のパフォーマンスを最大化できるように指導・助言を行い、学生を支援するものです。主指導教員、副指導教員を含めた3名以上の教員で評価します。方法およびスケジュールの詳細はこちら
PQE (preliminary qualifying examination)では、研究背景および進捗状況に基づいて博士研究計画書を評価し指導を行います。原則2年次末ごろに実施します。方法およびスケジュールの詳細はこちら。評価観点は下の質問をご参照ください。
SQE (solicitors qualifying examination)では、PQEでの計画に照らしてSQE時点での達成状況とD論までの研究実行性を評価し指導を行います。原則4年次末ごろに実施します。方法およびスケジュールの詳細はこちら。評価観点は下の質問をご参照ください。
PQEでは、次の項目を評価観点(到達目標)とします。
  • 専門領域を進歩させうる仮説実証や研究計画の立案
  • 立案した計画を実行するために必要な予備研究、実験技法の獲得、待ち受ける障害の検討、代替案の計画立案
  • 立案した計画を説明し、質疑に対応する能力
  • 計画立案に用いた研究データの解析や解釈に対する批判的検討
SQEでは、次の項目を評価観点(到達目標)とします。
  • 学位研究の達成度と、学位発表までの計画の実行性
  • 研究の意義、新規性、波及効果を最大化するための展望
  • 実験手法の正当性、実験結果の正確性、データ解釈の妥当性
  • プレゼンテーション能力、ディスカッション能力
一貫制課程(3年次以降)への経済支援は、区分制の博士後期課程・博士課程と同様です。 ただし、薬学研究科独自の奨学金は一貫制を優先的に配慮します。 また、一貫制課程2年次にも経済的支援を行います。
各制度ごとに受給条件が異なりますので、それぞれの募集案内を確認してください。
医薬・化学はグローバル化(欧米化)が急速に進んでおり、博士号保持者の需要が増える傾向にあります。
    参照:科学技術指標2019(科学技術政策研究所)
しかし、日本では博士取得者数が減少傾向にあります。
    参照:科学技術指標2021(科学技術政策研究所)
はい。所属分野の教員が主指導教員となり、研究科内他分野の教員が副指導教員となります。
はい。大学院生の中長期留学を推進しています。研究分野によって様々な方法がありますので、指導教員と相談してください。
いいえ。所属研究室から一貫制・区分制どちらも出願できますが、出願前に指導教員と相談してください。入試情報の募集分野の詳細はこちら
主指導教員・副指導教員との協議により認められた場合は可能です。やむを得ない事情が生じた場合は、ダブルメンター制を利用して相談してください。
募集要項に従って必要な書類とともに願書を提出してください。必ず出願前に、第一志望分野の分野主任と連絡をとってください。なお、例年、薬学研究科大学院入試説明会を開催していますので、受験を考えている方は是非ご参加ください。
査読付き英文学術誌に掲載された原著論本(原則として第一著者)が必要です。このルールは、創発医薬科学専攻については2022年4月入学者より、薬科学専攻博士後期課程、薬学専攻博士課程については2024年4月入学者より適用されます。
創発医薬科学専攻では、修士相当中途退学を前提としていません。 従って学士卒になります。 ただし、やむを得ない事情で修了できない場合は、下記の条件をクリアすれば修士(薬科学)が授与されます。
  • PQEで「修士修了レベル:スコアB」以上の判定
  • 履修科目のうち、30単位以上を取得
  • 2年以上の在籍
  • 修士論文相当の論文の提出と合格判定
  • 中途退学を認定