大山 侃志さん 薬学部 薬科学科 4回生(2018年度)
創薬に関心があったため京都大学の薬学部(4年制)に進学しました。三年次までに生物化学、有機化学、物理化学といった幅広くも専門的な薬学の基礎を学び、四年次からはその中で最も関心を持った有機化学系の薬品合成化学分野に所属し、現在は複雑な天然物の全合成について研究しています。今後は大学院に進学して技術と専門知識を得た後、創薬に関わる仕事につきたいと思っています。ひとくくりに“創薬”といっても分野は様々あり、それらの分野を一通り学んだうえで自分の興味のある分野を専攻することができるのは京大薬学部の魅力だと思います。
古田 晴香さん 薬学部 薬学科 6回生(2018年度)
「なんで薬って効くの?」この単純な疑問から薬に興味が湧き薬学部を選びました。授業では薬が効く仕組み、つまり“主作用”について学びました。しかし、薬の“副作用”についてはまだ分からない点がたくさんあります。「なんで副作用は起こるの?」そのようなことを考えながら研究室では副作用の分子メカニズムについて研究しています。学部卒業後は博士課程に進学し、今の研究をさらに深めて副作用で苦しむ患者さんの役に立ちたいと考えています。平日は研究に没頭していますが、休日は観光地を巡り四季折々の京都の風情を楽しんでいます。(桜と紅葉は格別です!)季節ごとに美しい表情を見せるこの京都で皆さんも薬について学びませんか?
青木 はるかさん 薬学部 薬学科 6回生(2018年度)
京大の自由な校風に憧れ、また大学で将来に活かせる知識を学びたく、薬学部に入学しました。薬学科(6年制)では5年次に病院や調剤薬局での実務実習があり、薬剤師として臨床で活かせる知識と技能を身につけます。臨床現場における薬剤師の存在意義や役割、そして現場でしかわからない医療の課題等を多角的に学ぶ事ができるのが6年制の魅力です。一方で薬学科は多忙で勉強に追われていると思われがちですが、私自身は体育会のバレーボール部に所属しながら、短期の留学や旅行、アルバイト等、“やりたい”と思ったことは、なんでもチャレンジしてきました。学業に没頭するだけでなく、だけど“人生の夏休み”でもなく、文武“遊”両道で有意義な大学生活を送っています。自分らしく自由に学生生活を組み立てることができるのも京大ならではの魅力です。皆さんもぜひ、京大で充実した学生生活をDIY*してください。
*Do It Yourself