大学院在学生からのメッセージ

小島 莉果さん 薬学研究科 医薬創成情報科学専攻 博士後期課程1回生(2018年度)

わたしはヒトの身体の仕組みや薬がなぜ効くのかということに興味があり、京都大学薬学部を志望しました。現在は修士課程を修了し、博士後期課程に進学して体内時計についての研究を行っています。京都大学薬学研究科では基礎から臨床に至るまで、幅広い分野で最先端の研究が行われており、高いレベルの教育を受けることができます。わたし自身も、修士課程の二年間で研究の基礎を学んだだけでなく、研究成果を国内外の学会で発表したり、海外の研究室でインターンを行う機会を頂き、研究者としての経験を積むことができました。
また、毎年行われる研究室対抗のスポーツ大会では、仲間との団結を深めると同時に、様々な研究分野の学生と交流することができます。仲間と切磋琢磨しながら成長していける薬学研究科で、ぜひ一緒に研究しましょう。

 

小形 公亮さん 薬学研究科 薬科学専攻 博士後期課程2回生(2018年度)

生体内では何万種ものタンパク質が複雑に作用しあって機能しています。多くの医薬品は特定のタンパク質を標的としますが、その作用は特定のタンパク質にとどまらず、全体に波及していきます。その機構を明らかにするため、生体内のタンパク質を一挙に解析するプロテオミクスに関する研究を行っています。研究活動は多難ですが、その過程の中で論理的に問題解決への道筋を導き出す能力を培うことができました。最先端の測定機器を学生が自分の手で扱うことができることや、様々な学会での発表の機会、さらに留学生の多い環境など、京大薬学研究科では非常に充実した研究生活を送ることができます。

 

泉 早苗さん 薬学研究科 薬科学専攻 博士後期課程2回生(2018年度)

私が京都大学薬学部への入学を決意したのは、高校生の頃から惹かれていた実験を創薬研究という仕事にし、病気で苦しむ人々を救える新薬の創製という夢を実現するためです。
本学での生活を通して、創薬研究で必要となる様々な知識を学べただけでなく、私自身にとって最も魅力的だと思える分野に気付くこともできました。夢への道筋を見出せたことは、本学固有の高水準かつ多彩な教育の賜物です。
現在、私は修士号取得後、博士後期課程に進学し、有機合成実験に没頭する日々を送っています。国際学会での発表やアメリカでの短期留学の機会を得て、研究に対する熱意は絶えることがありません。
皆さんも京都大学の研究環境に身を置いてみませんか。

 

山下 拓真さん 薬学研究科 薬学専攻 博士課程4回生(2018年度)

私は、薬剤師として臨床の知識を持ったうえで薬学研究に携わり、医療技術の発展に貢献したいという思いから、京都大学薬学研究科の大学院博士課程への進学を選択しました。
4年制の大学院博士課程では、幅広い分野の最先端の研究や、臨床への展開についての講義が行われており、自らの研究領域に縛られない幅広い視野を身につけることができます。研究環境も充実しており、先生方はもちろん、優れた能力を持つ学生たちに良い影響を受けながら研究活動を進める中で、自分の能力を高めることが可能だと思います。
このような充実した環境で、みなさんも大学院生活を送ってみませんか。