博士・博士後期課程への経済的支援

博士後期・博士課程で受けられる経済的支援

・学術振興会特別研究員   [日本学術振興会]
・大学フェローシップ事業  [文科省・京都大学]
・藤多仁生奨学金   [薬学研究科独自の経済支援]
・沢井奨学金(予定) [薬学研究科独自の経済支援]
・日本学生支援機構第一種奨学金 [JASSO]
特に優れた業績による返還免除内定
以上、申請書・申請時期共通

・日本学生支援機構第一種奨学金 [JASSO]
特に優れた業績による返還免除
・長井記念薬学奨励  [日本薬学会]
・卓越大学院RA・民間奨学財団の奨学金・研究奨励
・薬学研究科ティーチングアシスタント制度

各制度とも受給者の審査や選考があります。受給条件も異なります。それぞれの募集案内を確認してください。

 

日本学術振興会 特別研究員

【受給資格】 博士後期課程・博士課程進学者および在籍者
【研究奨励金】 20万円/月 給付

さらに研究費として約100万円/年支給(科研費申請も可)

【申請時期】 前年の6月初旬
【審査方法】 書面審査+面接審査

申請書では、「現在までの研究状況」、「これからの研究計画」、 「自己評価」、「評価書」を重視して評価

【受給対象・期間】
区分 専攻 受給開始 受給期間
DC1 薬科学・医薬創成情報科学専攻

薬学専攻(4年制)

D1

D2

3年

3年

DC2 薬科学・医薬創成情報科学専攻

薬学専攻(4年制)

D2、3

D3、4

1・2年

1・2年

 

大学フェローシップ事業(文科省・京都大学・薬学研究科)

【受給資格】 博士後期課程・博士課程進学者
【研究奨励金】 15万円/月 給付

さらに研究費として30万円/年支給

【受給人数】 各学年 2名
【申請時期】 進学前年の6月初旬
【審査方法】 書面審査(学振申請書と同一)

申請書では、「現在までの研究状況」、「これからの研究計画」、 「自己評価」を重視して評価

【受給対象・期間】
区分 専攻 受給開始 受給期間
DC1 薬科学・医薬創成情報科学専攻

薬学専攻(4年制)

D1

D2

3年

3年

異分野共同研究、国際共同研究、産官学共同研究のいずれかの推進を推奨

 

藤多仁生奨学金
故藤多哲朗名誉教授のご遺志による奨学金  (京都大学薬学研究科独自の奨学金)

【受給資格】 博士後期課程・博士課程進学者および在籍者
【研究奨励金】 60万円/年 給付

条件を満たせば他の給付型奨学金との併給も可

【受給人数】 1年あたり約25名
【申請時期】 前年の6月初旬
【審査方法】 書面審査(学振申請書と同一)

申請書では、「現在までの研究状況」、「これからの研究計画」、 「自己評価」を重視して評価

【受給対象・期間】
区分 専攻 受給開始 受給期間
DC1 薬科学・医薬創成情報科学専攻

薬学専攻(4年制)

D1

D2

3年または1年

3~4年または1年

DC2 薬科学・医薬創成情報科学専攻

薬学専攻(4年制)

D2、3

D3、4

2年または1年

2~3年または1年

 

藤多仁生奨学金の由来
藤多先生の御尊父が岡崎で経営していた薬局・製薬会社「藤多仁生堂」の名にちなむ

故藤多哲朗名誉教授

(1931-2017)

1953 京都大学薬学部卒業
1958 同 大学院博士課程修了
1959 京都府立医科大学 助手
1963 京都大学化学研究所 助手
1967 同 助教授
1973 徳島大学薬学部教授
1985 京都大学薬学部教授(薬用植物化学講座)
1994 定年退職 名誉教授

その後、摂南大教授など歴任

2010 多発性硬化症治療薬イムセラ発売

薬を作りたいという夢を持つ若い人材を支援したい

在りし日の藤多先生のインタビュー記事
https://www.pharm.kyoto-u.ac.jp/graduate-admission/invitation/message6/

 

日本学生支援機構第一種奨学金返還免除内定

【受給資格】 博士後期・博士課程進学者のうち、上記貸与型奨学金受給者条件を満たせば他の奨学金との併給可。
【研究奨励金】 8万円もしくは12.2万円/月 貸与

成績優秀者に、返還免除(全免/半免)の内定を推薦する制度

【申請時期】 D1の6月初旬(申請書)、2月下旬(業績書類)
【審査方法】 書面審査(学振申請書と同一)

申請書では、「現在までの研究状況」、「これからの研究計画」、 「自己評価」を重視して評価

業績書類では、D1年次での論文、発表などの研究業績を評価

【受給対象・期間】
専攻 受給開始 受給期間
薬科学・医薬創成情報科学専攻

薬学専攻(4年制)

D1

D2

3年

4年

 

日本学生支援機構第一種奨学金返還免除(修士課程もあり)

【受給資格】 博士後期・博士課程進学者のうち、上記貸与型奨学金受給者条件を満たせば他の奨学金との併給可。
【研究奨励金】 博士:8万円もしくは12.2万円/月 貸与

修士:5万円もしくは8.8万円/月 貸与 の免除制度

課程修了時に、課程での成績優秀者を対象に返還免除

(全免/半免)を支援機構に推薦する制度

【申請時期】 修了時の2月(業績書類)
【審査方法】 書面審査(業績書類)

業績書類では、課程在籍時の論文、発表などの研究業績を評価

 

長井記念薬学研究奨励(日本薬学会)

【受給資格】 博士後期課程・博士課程進学者または在籍者
【研究奨励金】 60万円/年 給付(名目上、条件付貸与)

条件を満たせば他の給付型奨学金との併給も可

【受給人数】 約1名/年
【申請時期】 前年の10月
【審査方法】 書面審査(本奨励金の申請書)

申請書では、「薬学の将来を担うことが期待できるか」、  「研究計画を遂行できる能力と準備状況」を重視して評価

【受給対象・期間】 標準修了年限まで

 

その他の経済支援・奨学金制度

本学関係

・薬学研究科ティーチングアシスタント(年10~20万円程度)

・京都大学卓越大学院・メディカルイノベーションプログラム
リサーチアシスタント(月12万円程度)

民間財団

・吉田育英会ドクター21(月20万円給付 1年間)

・本庄国際奨学財団(月15~20万円給付 1~5年間)

・山田長満奨学金(月12万円給付)

・サントリー生命科学財団(月6万円給付)  など

その他、下記HP参照

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/tuition/syogaku/syogakum(京都大学奨学金情報)
https://xn--kus49bd41h.net/archives/67540341.html(奨学金net)

企業奨学金

 

これらの経済支援を受けるには・・・

日々の研究の積み重ねが大変重要です。
また、目先の小さな成果を目指すのではなく、
大きな研究目標を立てること、それを確実に
推進するための研究計画も重要です。

  • 研究成果を学会発表や学術論文、特許として公表できるよう、指導教員等と話し合いながら研究計画と進捗状況の管理をしましょう。
  • 奨学金ごとの申請時期や応募方法を事前に把握しましょう。

 

京都大学薬学研究科では、主体的に研究展開できる博士学生を中心に、薬学を先導する研究の推進に意欲を持つ者、それをやり遂げる力を持つ者を応援しています。