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京都大学薬用植物園特別講演会・見学会を開催しました。(11月4日)

薬学研究科では、附属薬用植物園において、11月4日(日)に「京都大学薬用植物園特別講演会・見学会」と題し、身近な漢方薬とその材料となる薬用植物をテーマとした講演、およびそれら植物の実地見学を合わせて行う催しを開催しました。非常に多くのお申し込みを頂きましたが、安全面への配慮などから参加者数を抽選により150名に絞り込ませて頂き、実施いたしました。午前の部では中山 和久薬学研究科長・薬用植物園長の挨拶の後、矢久保 修嗣講師(明治薬科大学)、野村 秀一講師(株式会社ツムラ)による講演2題、引き続いて午後の部では伊藤 美千穂薬学研究科准教授や尾崎 和男講師(大阪薬科大学)ら4組の解説者の案内による植物観察が行われました。
特別講演会では、矢久保講師からは風邪の際に処方される葛根湯等いくつかの漢方薬の特長について分かり易く解説があり、次に野村講師からは生薬の生産現場の様子や苦労談等が親しみやすく紹介され、笑声も交えた和やかな雰囲気の下で漢方薬・生薬を勉強する機会となりました。見学会では、午前中の雨混じりの曇天から過ごしやすい陽気へと変わった空の下、参加者たちは4組の解説者それぞれの持ち味のある解説を聞きながら、実際に植物に触れたり、味わったり、写真を撮影したりするなど、思い思いに植物の観察を楽しんでいました。

会は盛況のうちに終了し、参加者から頂いたアンケートにおける感想でも大多数の参加者に好評を博す結果となりました。

矢久保修嗣講師による特別講演の様子 野村秀一講師による特別講演の様子
中山研究科長(附属薬用植物園長)挨拶の様子 植物を観察する見学会参加者の様子
見学会における解説の様子・その1 見学会における解説の様子・その2
見学会における解説の様子・その3 見学会における解説の様子・その4