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鈴木准教授が着任しました(バリューインキュベート創薬学)

武田薬品工業(株)で34年間、創薬研究に従事し、その後シミックに入社して11年になります。最初の10年余はsandwich-ELISAの構築などに従事、特に世界で初めて構築したAβ40/42の分別定量系はAβ42の病態学的意義の解明の一助となったと考えています。その後、GPCR作動薬、拮抗薬の基盤研究、薬理研究を実施、その成果は経口LHRH拮抗薬、レルゴリクスとして結実しました(2019年上市)。2005年から6年間、開拓研究所所長として、核酸医薬、再生医薬、ペプチド医薬の研究を推進し、2011年からは、京都大学(医)と武田薬品の共同研究、TKプロジェクトのmanagementを担当しました。シミック入社後は、バイオ医薬品の製造施設の設立など、医薬品開発に関わる業務のサイエンス面の評価を担当、シミックファーマサイエンス(株)において高分子バイオアナリシスの技術的なアドバイスを行っています。
本講座では、これまでの低分子、中分子、高分子創薬の経験を活かし、創薬シーズの実用化を支援したいと考えております。何卒宜しくお願い申し上げます。