• HOME
  • > イベント
  • > 中山 和久 教授 最終講義のご案内(2024年3月8日 開催)・終了しました

中山 和久 教授 最終講義のご案内(2024年3月8日 開催)・終了しました

中山和久先生には、2024年3月31日をもって退職されることになりました。先生は1981年に京都大学薬学部をご卒業になり、薬学研究科の修士課程を修了した後、同大学大学院医学研究科に進学され、1987年に博士課程を修了されました。同年4月に筑波大学生物科学系・講師に就任され、1994年1月に同大学・助教授に昇任されました。2002年4月に金沢大学薬学部・教授に就任され、2003年5月に本学大学院薬学研究科・教授に着任されて、生体情報制御学分野を担当され、薬学部・薬学研究科の教育、研究の両面に多大な功績を残してこられました。 先生は細胞生物学、なかでも細胞内タンパク質輸送の分野において広範な研究を展開されました。分泌タンパク質のプロセシング機構、細胞内小胞輸送の分子機構、さらには繊毛内タンパク質輸送の分子基盤に関して世界をリードする研究を行い、その研究成果は180報以上の原著論文として報告されています。先生は教育研究に加えて、学会運営においても大きな力を発揮され、日本薬学会理事・副会頭、生物系薬学部会長、コロナ禍で誌上開催となった日本薬学会140年会の組織委員長、日本生化学会常務理事、日本細胞生物学会理事を務めるなど、専門学会の発展に貢献されました。さらには日本学術会議連携会員、薬学教育評価機構理事なども務められ、我が国の学術研究および薬学教育の発展にも貢献されました。 このたび先生のご退職にあたり、下記のように最終講義を開催いたしますので、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。

最終講義

題 目: 「細胞内タンパク質輸送のように長く曲がりくねった研究の軌跡」
日 時: 2024年3月8日(金) 13時00分~14時30分(事前申込不要

※ 最終講義終了後、医薬系総合研究棟1階のアウトリーチエリアにて茶話会(無料、~15時45分)を開催しますので、ぜひご参加ください。

場 所: 京都大学 薬学研究科 医薬系総合研究棟1階 藤多記念ホール

 


お問合せ先

中山和久教授 退職記念事業会

実行委員長  竹本 佳司
連 絡 先  申 惠媛

〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46-29
京都大学大学院薬学研究科