新型コロナウイルス感染症拡大により、通常の対面型講義、実習、演習等を行うことが困難な状況です。そのため、現在本学ではオンライン講義システムの構築等を行い、（薬学）教育の質低下を防ぐ体制を迅速に整えつつあります。しかし、オンライン授業には、受講者に大容量のネット環境整備を要求するため、一定数の学生は自宅・下宿におけるネット環境が整わない等で、十分な教育を受けられない状況にあります。また、オンライン授業での教育効果を発揮するには、新たなオンライン教材や教育法の開発が急務であり、時間との戦いが続いております。
京都大学薬学教育研究基金（http://www.kikin.kyoto-u.ac.jp/contribution/pharmaceutical/）は、教育環境（講義室や実験室などのインフラ）や研究設備・機器の整備、学生や若手研究者等の国際交流や研究の支援などを目的に開設された基金です。新型コロナウイルス感染症への対策で学舎が閉められても、将来の社会を支える学生の教育を守り現在の急激な教育環境の悪化へ対応すべく、本基金への寄付を通じたご支援をご検討いただけませんでしょうか。