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髙倉 喜信 教授 最終講義のご案内(令和5年3月19日 開催)

髙倉喜信先生には、令和5年3月31日をもって退職されることになりました。先生は昭和56年に京都大学薬学部をご卒業になり、同大学大学院薬学研究科に進学されました。昭和59年2月に同研究科博士後期課程を中途退学され旧薬剤講座助手に就任されました。その後、平成4年4月に京都大学薬学部・助教授にご昇任、そして平成9 年5 月京都大学大学院薬学研究科教授にご就任になり、大学院重点化に伴い新設された病態情報薬学分野を担当され、平成26年より平成28年まで京都大学大学院薬学研究科長、薬学部長を務められるなど薬学研究科の教育、研究の両面に多大な功績を残してこられました。また令和2年10月からは京都大学副学長にご就任、令和4年4月から京都大学学生総合支援機構機構長を併任され、京都大学の運営にもご尽力されています。
先生は薬剤学、中でも薬物の体内動態解析を明らかすることを目的とする生物薬剤学の観点より、薬物送達システム(DDS)の開発に関する研究にその創生期より関わり、その発展に多大な貢献を果たしてこられました。その研究成果は340報以上の原著論文等として報告されており、平成7年に日本薬物動態学会奨励賞、平成8年に日本薬学会奨励賞、平成21年に米国薬学会(AAPS)フェロー、平成23年に日本薬剤学会タケル・アヤ・ヒグチ記念賞、令和元年に日本薬剤学会賞を受賞されるなど、国内外において高く評価されているところであります。
先生は教育研究に加えて、学会運営においても大きな力を発揮され、日本薬学会会頭や日本DDS学会理事長、日本薬剤学会理事、日本核酸医薬学会主任幹事など、広範な領域の学会において要職を務められ、多くの専門学会の発展に貢献されました。また、日本学術会議連携会員や日本学術振興会、医薬品医療機器総合機構における各種委員会委員など、我が国の学術の発展に多大な貢献をされてこられました。さらには大学評価・学位授与機構における専門委員も務められ、我が国の大学の発展にも貢献されてきました。
このたび先生のご退職にあたり、下記のように最終講義を開催致しますので、多数ご参加下さいますようお願い申し上げます。

最終講義

題 目: 「46年間の京都大学生活を振り返って:DDS研究との遭逢」
日 時: 令和 5年 3月 19日(日) 13時00分~14時30分

 

場 所: 京都大学 薬学研究科 医薬系総合研究棟1階 藤多記念ホール

 


お問合せ先

髙倉 喜信教授 退職記念事業会

実行委員長  竹本 佳司
連 絡 先  高橋 有己

〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町
京都大学大学院薬学研究科